機械に使われる愚者

今日もお仕事。これ自体はシフトによるものなので、不幸というわけではない。
もし呪うとすれば、それはこんなところに飛ばされた自分の境遇であろう。


閑話休題。うちの会社には業務用のシュレッダーが置かれている。
サーバ群がお仕事をこなすたびに吐き出すログ等の印刷物には、部外には公表したくない情報も載っているため、
定期的にこれを自前で裁断してから業者に引き渡すことになっているのだ。
このシュレッダーは、書類の裁断から梱包までこなしてくれる優れもの。
ちなみに梱包に際しては、筒状のビニル袋のお化けカートリッジをセットする必要がある。
紙くずで大きな腸詰*1を自動的に作ってくれる機械、と言えばイメージが分かるだろう。


で、今日がその裁断の日だった訳だ。
私はこのシュレッダーのカートリッジ交換をしたことがなく、交換の手順を間違ってしまい袋を破ってしまった。
ボロボロ袋から零れ落ちる紙くず。あわてて先輩を呼び、事態の収拾に当たって頂いた。あわわ、ごめんなさい。
5分ほど箒とちり取りを振り回すハメにはなったものの、この場はこれで片付いたかに見えた。


が、真の地獄はこの先にあった。
カートリッジも無事交換され、きちんと吐き出されるソーセージ、もとい紙くずの詰まったビニル袋。なるほど、こうなるのね〜。
やがて、2個目の紙くずの塊がシュレッダーから吐き出された。



なぜか、ビニルで梱包されていない状態で。



その後の惨状については、もはや書き記す必要もないだろう。

*1:ちょっと大き目のダンボール箱くらい。