ぶっちゃけ月間なのが全てか
刀語 第七話 悪刀・鐚 (アクトウ・ビタ) (講談社BOX)
- 作者: 西尾維新,竹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/07/03
- メディア: 単行本
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話数 | ページ*1 | 定価(税別) | 話数 | ページ | 定価(税別) | |
---|---|---|---|---|---|---|
第一話 | 230 | 980 | 第七話 | 224 | 1100 | |
第二話 | 206 | 1100 | ||||
第三話 | 216 | 1100 | ||||
第四話 | 192 | 1100 | ||||
第五話 | 212 | 1100 | ||||
第六話 | 224 | 1100 |
剣士同士の果し合いはこのシリーズにおける見せ場のひとつのはずだが、正直このパートは読んでも大して楽しめない。
おそらく、主人公がろくに苦戦しないため、勝とうが負けようが大したカタルシスを得られないからなのだろう。*2
勝つときは作戦勝ちというのが憚られるような「アイデアの勝利」を収めてしまうし、負けるときは全く敵わず圧倒されたまま負け。で、再戦するまでのあれやこれやの描写が殆ど無し。
今回も「必殺技を一旦破られた後、新たに編み出した必殺技で相手を倒す」て王道のシチュなのに、盛り上がりに欠けること甚だしい。
折り返し地点最大の山である「○殺し」についても、あんまり苦悩しているようには読めないしね(´・ω・)
結局「ページ(と時間)が足らないからそんなことウダウダ書いてらんないよ!」てことなのかしらん。
実質文庫サイズラノベの文字数で氏独特の言葉遊びを織り交ぜて、かつ一話である程度区切りのつく話を書こうとしたら、枝葉をかなり端折らないと間に合わないのだろうけど。
ま、人鳥のイラストが可愛かったので今回は勘弁してやるか(何様