PCSX2顛末記 (4)
おーばーくろっくしてみる そのに
多少の紆余曲折というか本末転倒があったりもしたが、ともかくPCの構成はこうなった。
M/B | GIGABYTE GA-EP45-UD3R | |
CPU | Core 2 Quad Q6600 with Scythe 刀3 |
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Memory | UMAX Pulsar DDR2-800 2GBx2 | |
VGA | Sapphire HD4850 512M GDDR3 PCIE Dual Slot Fan |
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HDD | Seagate ST3320620AS | |
Power | SS-550HT | |
CASE | Antec Solo |
めどいので他の部分は(ry
「我が家の環境ではVcore1.35Vで3.0GHz駆動できねー」とか嘆いていた件について調べていくうちに、原因の一つとしてCPUの個体差が挙げられることが判明した。
何でもVIDの高低で動作可能な電圧も変わるんですってよ奥さん。
そういえばCore Tempの表示にそんなのもあったっけ。早速起動。
1.2V後半の報告なんて全然珍しくないのに、うちの子は1.325Vだった。いわゆるハズレ石であるらしい。・゚・(ノД`)・゚・。
さて、OC初心者(つまり俺)が最初に突き当たる壁が、CPUに負荷をかけたときのコア電圧の降下な訳で。
そのおかげで、旧マザーで3.0GHz駆動させる際にはVcoreを1.385Vも盛らなければならなかったのだが、幸いにも新マザーにはLoad-Line Calibrationという高負荷時のコア電圧を補償してくれるステキな機能がついており*1、この問題をとても簡単に解決することができた。
今回試した設定は以下のとおり。
PCI-Ex. Freq. | 100 |
他にいじったのはVcoreとCPU Host Freq.くらいで残りはほとんどAutoかNormalだった。清清しいまでの手抜きっぷりだわ(ノ∀`)
こんないい加減な設定でも、Vcore=VIDの1.325Vで3.0GHz駆動(333×9)に余裕で成功。
もうちょっと欲張って3.24GHz(360×9)を狙ってみたところ、Vcore1.325Vでは残念ながらPrime95マラソンに耐えられず4時間でリブート。
試しにVcoreをキモチ増やして1.3375Vまで上げて再びPrime95。したらば今度はちゃんと24時間完走。
コア温度もPrime95マラソン中で最大50度(室温15度時)と常用には全く支障なさそうなレベル。素晴らしい。
あれだけガッカリ感たっぷりなうちの子でもやればできるのね。中の人は工夫も何もしていないのに。